AIDS エイズ予防は貴方の知識から
Acqyired=後天性
Immune=免疫
Deficiency=不全
Syndrome=症候群
エイズは遺伝ではなく、HIVウイルスが体内に感染することによっておこる病気です。
HIVウイルス自体は感染力が弱く、通常の生活では感染しませんが、知識のないSEX等により一旦感染してしまうと、将来エイズが発症する可能性があります。
だからこそ、正しい知識での予防が重要です。
HIVに感染すると
感染
私たちの体には、細菌やウイルスが侵入した際にこれらを攻撃する免疫が備わっています。HIVウイルスは、この攻撃の主力となるリンパ球の一種(ヘルパーT細胞)に取りつき、増殖をします。
2~8週間
感染した初期段階では、あまり自覚症状がなく、中には、風邪に似た症状(リンパ球のはれ・関節痛・発疹)が2~3週間続く場合があります。
6~8週間
HIVウイルスへの抗体ができあがります。感染直後はHIVの検出が難しく、保健所等でのHIV抗体検査の場合、感染したと疑われる日から3ヶ月以降に受けるよう指導されています。
1年~10年 無症候性キャリア/潜伏期間
感染したウイルスも一定レベルに減り、あまり症状のでない期間(潜伏期間)に入ります。
エイズ発症前段階
潜伏期間後、長期にわたる発熱・体重の減少・下痢・全身の倦怠感などが現れ、徐々に体力が衰えます。
エイズ発症
体力の低下の末、日和見感染症(体内に常駐しており、体力が低下すると感染する病気)や神経障害が発症し、これらの発症した状態をAIDSといいます。
治療
HIVに感染したとしても、それが死を意味するものではありません。
早期治療により、発症までの期間を延ばしたり、発症後の進行を遅らせることが可能です。
最近では、逆転写酵素阻害剤とプロテアーゼ阻害剤を組み合わせる治療により、HIV量をかなり減少させる治療が大きな成果をあげています。
エイズへの特効薬が産まれる日まで、医師のアドバイスによる根気よい治療が大切です。
感染ルート
SEXによる感染
最も多い感染ルートです。ペニスを膣内に入れる性交だけでなく、肛門・口腔の粘膜を通して感染します。精液に含まれるHIVウイルスだけでなく、出血部位との接触でも感染する可能性があるので、アナルセックスやオーラルセックスにも注意が必要です。
血液による感染
注射器の共用や医療にたずさわる方が誤って針に刺さったりというものがあります。薬物常習者はともかく、現在病院では注射針を特別な廃棄物として扱い、厳重に処理されます。HIV感染者の血液から作る血液製剤・または輸血でも感染しますが、血液製剤は加熱処理をしており、輸血ではHIV抗体検査が行われています。しかし、感染から抗体ができるまでに採取された血液で、この検査をすり抜ける事故が起こっており、対策が練られているところです。
母子感染
遺伝ではなく、HIVに感染した母親から、へその緒、出産時の出血、母乳を通じて感染します。出産時では約30%が感染するといわれています。
以上のように、HIVウイルスは血液・精液・膣分泌液に多く含まれており、それらの接触には注意が必要です。しかし、「唾液」「尿」「汗」「涙」についてはHIVウイルスが含まれてはいるものの、ごく微量ですので感染力はありません。
また、下記のような日常生活では感染する心配はありません。
●握手
●蚊・ハエ・ペット
●くしゃみ・せき・汗・涙
●衣類・寝具等の共用
●浴場・プール
●鍋料理等の同時利用

















