コンドーム

男性性器に袋状のゴムをかぶせ、射精した精子が膣内に 侵入するのを防ぎます。
使用が簡単で低価格で入手でき、性感染症予防にも効果 があるので、日本では約78%の方がコンドームを使用されています。
正しく使用すれば確実な効果が得られますが、男性の理解と協力が必要です。
女性用コンドーム
男性性器に装着するのではなく、女性の膣に挿入して使用します。
ポリウレタン製で、表面には潤滑剤が塗布されており、内側のリングを子宮口にかぶさるよう指で挿入します。
口巻き部のリングは外から見える状態になります。通常のコンドーム同様、性感染症にも効果があります。
低用量ピル
黄体ホルモンと卵包ホルモンの2種類の合成ホルモンが配合された内服用ホルモン剤。生理の初日から21日服用、7日間休薬等の服用サイクルで「偽妊娠状態」となり、排卵が抑制されるとともに、受精卵の着床が妨げられます。(毎月繰り返し服用)
正しく飲めばほぼ100%の効果がある女性主体の避妊ですが、性感染症には効果がないため、コンドームの併用が必要です。
避妊に効果がある最小限のホルモン量に抑えられており、従来の中、高用量ピルに比べて副作用が少ないのがこの低用量ピルです。
(中、高用量ピルは本来は避妊目的ではありません。)乳癌や肝障害、高血圧、35歳以上で1日15本以上タバコを吸う人は使用禁止。
また、40歳以上や肥満の人には注意が必要です。
医師の処方が必要ですが、病気の治療ではないため保険は適用されません。
IUD
子宮内に小さな器具を挿入し、受精卵の着床を防ぎます。
特殊な挿入器などが必要なため、病院又は医師の指導のもとで行わなければなりません。経血量の増加、月経期間の延長、下腹痛などがみられるため、定期的な検診が必要です。
妊娠や出産の経験がない方にはお勧めできません。
不妊手術
男性-パイプカット
医師による手術で、精子の通り道(精管)を塞ぐ方法です。手術後の射精でも精液は出ますが、精子は含まれません。
入院の必要はありませんが、永久的な避妊方法なので、慎重な決断が必要です。
女性-卵管結紮術
手術により、卵子の通り道で、精子の侵入道にもなる卵管を塞ぎます。術後も月経はあり、卵巣機能やホルモンへの影響はありません。
しかし、手術後は10日前後の入院が必要で、退院後もしばらく安静が必要です。こちらも同じく永久的な避妊で、復元手術の成功率が低いため、慎重な決断が必要です。
殺精子剤
錠剤
膣の中に挿入すると、発泡しながら約5分で溶け、殺精子効果があらわれます。
溶ける際、若干の熱を感じる場合があります。
ペッサリー
子宮の入り口にゴム状のキャップをかぶせ、精子の侵入を防ぐ方法です。
人によりサイズが異なるため、専門医による選定と指導が必要です。
その他の自然方法
※膣外射精は避妊方法ではありません。
オギノ式
次の月経予定日から逆算し、12~16日前の5日間に排卵があり、それに精子の生存期間3日とさらに前後2日を妊娠妊娠可能期と考える荻野久作博士の学説に基づいた方法で、もともとは避妊としてではなく妊娠するためのもの。
また、人や体調により月経周期が異なるため、正確に判断する事は困難ですから、確実な避妊効果はありません。

基礎体温法
毎朝目覚めた直後、活動前に体温を計り排卵を予測する方法です。毎日の基礎体温をつけておくと、低温から高温に変わる時期がありますが、これは黄体ホルモンの分泌が盛んになって体温が上昇するもので、排卵が行われたという事です。
排卵から次の月経までの高温期が安全日にあたりますが、念の為3日間の高温期を確認した上で判断しましょう。
前もって3~4ヶ月間、基礎体温の変化を観察し、自分のからだを理解する必要があります。

緊急避妊
コンドーム使用時に、【破けた】【外れた】等のトラブルが起きてしまった場合、妊娠を避ける《最終手段》として、モーニングアフターピル(緊急避妊)というピルがあります。
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